旅する雲 未知なる空

こんにちは。考えている事をダラダラと綴っています。基本日記。自然体。

頭の良い人

一週間前に会った人から言われたある一言が

今も胸に響いている

 

文脈がないと伝わらないので、前置きから始めよう

 

その人とは趣味の話でクラシックについて話していた

私は詳しくないけどインスト曲が好きだし

自分の感性で物を語っていたんだけど

その人はちゃんと話を聞いてくれて、共感している素振りを見せてくれた

それだけでもだいぶ嬉しかった

「詳しくないからよく分からないんだけど、こう感じる」といった具合の発言に

「分かる、そうだよね」とか「(分からないって言ってるけど)十分分かってるよ!」とか

(うろおぼえ)

 

それで基本的に私が「あれが良いよね」とか「ああいうのが好き」とか話していたんだけど・・・(笑)

話が脱線しやすく、とっ散らかることに定評がある私です

音楽の話から急に、曲の題名の漢字の話をしちゃったのよ

その漢字が常用漢字じゃないからどうとうとか、こういう意味があるんだとか

そこで余計だったかもしれないと「まぁ全然(音楽の話と)関係ないんだけどね」と言ったら

「いや、勉強になる」

と真剣な顔で返してくれた

 

些細な一言だけど、私にはとても刺さった

私にだから刺さった

自分は人より物を知らないから教えられることはないし、話に脈絡ないし

なんて思いがちで、まさか認められるなんて思わなかった

 

人を笑わせるのは得意だと思う

浅はかな冗談でもウケたら当然快感が得られる

でもその時の嬉しさとはまた違う嬉しさを抱いた

 

 

「勉強になる」という考え方は素敵だと思った

自分の知らないことを他人に言われた時、私は劣等感、羨望、羞恥や嫉妬・・・

そういった感情が先行するけど

純粋に受け入れる、自分のものにするという方法もあるんだと学んだ

 

この前twitterで好評だったらしい話で、

物知りな旦那さんに奥さんが「色々な事を知っていてすごいね」というようなことを言うと

旦那さんは「先に知っていただけだよ、今日から一緒」と返したそう

 

頭の良い人ってきっとそういうところが違うんだろうな

もしかしたら下心や気遣いとか、もしくはやっかまれないための術かもしれないけど

そうだとしてもこういう言葉や姿勢で返せるのは素晴らしいなと

自分もそうでありたい

 

頭の良い人が、というより、度量の大きさが賢さに繋がるのかもしれない

・・・あまり上手く言えないな(笑)

 

 

「いいじゃん」「楽しそう(楽しい)」「面白そう(面白い)」

「やりたい」「勉強になる」「なるほど」

 

積極的に使いたい言葉たちです

まずは受け入れること、他人も自分も