【感想】偽コイ同盟 - 旅する雲未知なる空

ずっと前からやってみたかった、「感想を書く」。

前は自分と同じこと考えている人いないのかなーと検索かけまくっていたが、なかなか見つからず、それならむしろ自分から発信した方が早くね？と、ある時気付いた。

前置き長い！では感想。ネタバレあるかも。

『偽コイ同盟』は２年前くらいに、マンガボックスか何かで少しだけ読んでいた。確か、夏祭りのあたり。

物語の半ばでは、うわぁ何このすれ違い・・・という感じ。でも何か現実的かもしれん。人の心って案外すぐ変わってしまうものだと思うし、いけないと思っていても戻れなくなってしまうと思う。一方で切り替えた方が楽なのに、なかなか忘れられなかったり。心は思い通りにならない、そして誤魔化せもしない。心を受けて、頭で考え、どう動くか。自分自身、他人と関わることが少なく（している、とも言える）、もう随分すれ違いとかそういう苦しみから遠ざかっている。

で、マンガに話を戻すと、元凶は相沢の当初の彼女・佐倉桜花なわけだが、この子も「こんなはずじゃ・・・」という感じで、ただ空回りをしてしまっただけにも見えるので、強く責められない。間違いなく元凶ではあるんだがね。魔が差したっていうか・・・相沢を疑っちゃったからな。

一番可哀相なのは、朝奈の当初の彼氏・松本要。本当にやるせない。松本は主人公一筋で、一度も疑っていないのに、佐倉の我儘に振り回されて、周囲の心が変わっていって、最終的に失恋。そのおかげで松本の幼馴染の恋が実るわけだけど。無理やりハッピーにしようとしてる感。まぁ幼馴染はおめでとさん。松本の反省点としては、朝奈の態度がおかしくなっている時に、きちんと話し合うべきだったってところだな。あれだよなぁ、サプライズだから言えなくて誤解されるパターンは本当多いね。やっぱりサプライズはみっちり作戦を立てておくべきですわ。

朝奈と相沢はもう何か仕方ないとしか思わなかった。好きになっちまったもんは仕方ない。ただ一つ気になるのは、出席番号順なら相沢・朝奈は前後にならね？それとも相沢と朝奈の間に５人くらいいるのか？まぁ深くつっこむところではないが、こういうの、気になるんですネ～。ああ～ちょっと学生時代に戻りたい。席固定されてて、自然と仲良くなって・・・。よく知らない人や悪印象だった人も話してみると面白かったり・・・。あとな、相沢・朝奈みたいな喧嘩するカップルに憧れるぜ。ツンデレってやつですね。ツンデレも色々なパターンがありますが、全部いいっすよね。

皆の前ではツンツンするけど、二人の時はデレる。

基本的にはツンツンしてるけど、不意にデレる。

口ではツンツンしたこと言うけど、行動はデレている。

どれもたまらん・・・。いや、話逸れすぎや。

んまぁ、感想はこんなもんかな。

主人公カップルだけハッピーエンド。それでいいと思う。無駄に朝奈がモテていたけど。すべての恋が実るわけじゃないし、実るわけにいかないし。まぁ立ち読みして、（最終的には）気分がほっこりする感じのお話でした。おわり。