ロケット鉛筆
今日、夢に、先日亡くなった友人が出てきた。
夢の中では、
まず友人に似た子と会った。
「あれ?何でここにいるの?もういないはずじゃ・・・・・・」
その子は何か言っていたけど忘れた。
「・・・・・・なんだ、この子、偽者だ。」
その偽者と別れてから本物のその子に会ったのだ。
「! "やっぱり"生きてたんだ。さっき似た子に会ってさ。」
本物のその子も何か言っていた気がするけど忘れた。
「そうだよ。生きてるよ。」
だったかな。機嫌が良さそうに、ニコニコしていた。
昔の写真を見返したからかな。
といっても、よくやるんだ、昔のことを思い出したり、写真を見返したり。
その子のことも、何かしたときにふと思い出す。
亡くなったからではなく、よくやる癖で。
不思議だな。もういないんだよな。
もし生きていても年一で会うか会わないか、二人では絶対会わなかっただろう。
生きていても状況は変わらない。
可能性がほぼないのと "0" では、違うのだろうか。
不思議だな。会わない人なんて結局想像上でしかないのに、違うものか。
あの子は、この先も、今ある以上の写真はない。表情も言葉もない。老いもない。
残ったものは、これだけか。
何のために生きるのだろう。
人生に何の意味があるのだろう。
思考が繰り返される。だけでは。
本を読もう。