大人になっても知りたいことが山ほどあるよ
昔、小学校の授業で自然系のドキュメンタリー番組を見る時間があった。
今調べたところ、NHKの教育番組『たったひとつの地球』と思われる。
OPの歌を今でもたまに思い出すんだよなぁ。
「おとなになって しりたいことが やまほど あるよ」
「さかなのように およぎながら なみだは うみに なるの かな」
『海の中で泣いたなら』という曲らしい。
EPOという方が歌っていて、作曲は菅野よう子さん。なるほど。
好みが変わってないねぇ、なんて。
菅野さんが色々なところでいい曲を作っているだけですな。
番組OPバージョンの歌詞、正しくは
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おとなになっても しりたいことが やまほどあるの
あおいちきゅうはなぞだらけ ひみつのたからばこ
さかなのように およぎながら ないたら なみだは うみになるの
~~~~~
原曲よりテンポが速くてポップな感じ。
メロディ > 歌詞で曲を聴くけど、
この歌は聞こえてくる詞がやっぱりきれいでいいね。
この曲は確か小4の授業で聴いたんだけど、
番組自体がちょっとちっちゃい子向けで(今思えば小4は対象範囲だと思うが)
周りの子は何となく番組を見る事を茶化す子が多かった。
歌も「なにこのうたー(笑)」みたいな感じで。
でも私はこの歌、当時からかなり好きでさ。
いっつも一緒にふざけて冗談言い合うような仲良しの子に、
この歌を聞いて「『おとなになって しにたいこと』だって~(笑)」って言われたんだけど、
(小学生って空耳が好きだよね。)
むちゃくちゃ冷静に「何言ってんの?」って返した記憶がある。
その子以外もそういう感じでクスクスしてて、
それに対し一人「どいつもこいつもアホだな」ってイラっとしていたのを覚えている。
(何だこの記憶(笑)。)
子供の歌っぽいのに「大人になっても」。
子供の心を持ち続ける、少年のような、ピュアな、目を輝かせる研究者をイメージする。
最後は「さかなのように およぎながら ないたら なみだは うみになるの"?"」かな。
「なるの。」って教えてくれているのか、「なるの?」と疑問を抱いているのか。
おとなになってもしりたいことがやまほどあるよ。本当本当。
ないたらなみだはうみになるの。あの美しい海のひとしずくになるんだね。
なんてね。
あっ、魚のように泳ぎながら泣いた時の話か。
普通に陸上の家の中で泣いたら涙は海にならないか。あらら。
何かを訴えるような歌詞を作るのもすごいなぁと思うけど、
こうやって教えを説くような、あるいは絵本のような詞もいいよね。
それが聞き慣れない表現ながらもきれいで耳馴染みがよかったり
ハッとさせられたりするものは特に。
原曲フルバージョンは少し歌詞が違う。
こっちも聞き覚えあるなぁ。
気になったら調べてみてねー。
「人魚姫」と言っている人もいて、確かにと思った。