旅する雲 未知なる空

こんにちは。考えている事をダラダラと綴っています。基本日記。自然体。

【感想】BANANA FISH #23 "For Whom the Bell Tolls 誰がために鐘は鳴る"

あらすじ

ユンに撃たれ病院に運ばれる英二についていこうとするアッシュを止めたのはブランカだった.傷の手当てをしようとするブランカにアッシュは銃を向ける.

一方,自身の仲間が英二とアッシュを撃ったことに駅人を感じたシンはある決意をする.

 

今回は手短に行きましょう.

 

英二は救急車で運ばれましたね.救急車を隠れ家に呼んで大丈夫なのかと思いましたが,そこは大丈夫みたいですね.

 

ブランカはやはり,アッシュのためを思ってユエルンに進言したり,行動していたのですね.ブランカさん,むっちゃええ人.昔はどうだったのか分かりませんが,かなり情に厚い人と思われます.

 

ユエルンは毎回ブランカに怒鳴り散らしてて,憐れな姿ばかりですね.

ユエルンも大分悲惨な生い立ちで,常に周りを憎んでいて,人を愛せないし,愛されもしないんだと思っています.だったらアッシュも道連れにしてやろうと.一人だけ過去から解放されてんじゃねーぞ幸せになってんじゃねーぞと,それで英二を殺したかったんですね.(毎回言っていること違うユエルン.)いやしかし,単純にアッシュに愛されている英二が癪だったというのも大きいでしょうね.「何でアイツなんだ!」とか言ってましたし.

今回もブランカに諭されて,怒鳴り散らすも,結局ブランカを止められず・・・.いや,いい方向に進んでますが,いつも可哀相な感じで終わりますね.

 

ラオはシンのもとを去っていきますが,アッシュが受け入れられないだけで,シンのことは見捨てられないんだろうな.シンの「ラオは今後一切俺達とは関係のない人間だ」みたいなセリフは今後どこかで活きてくるでしょう.何だか,ラオはシンを守るために死んでしまいそうだな.

この世界は身内を亡くす人ばかりになってしまうよ.

 

 英二は死なないと思います.これで死んだら,悲劇だなぁ・・・.グリフィンは今の英二のような状況で死んでしまったけど・・・.英二の声を当てている野島健児さんの演技がいいですよね.呼吸というか息というか,繊細な演技が上手いと思います.

病院でアッシュと英二が再会するシーンは切なかったです.アッシュが寝ている英二を見て,静かに「さよなら」と教わった日本語を呟くところや,お互いに何かを悟ったように涙を流すところ・・・.どちらも離れたくないのに離れなくてはいけない.「行け!!」と叫ぶ英ちゃん.英二も強いな・・・.本当にこのまま会えないのか・・・.生きていればいつか会えると思いますが,あるいは・・・.

英ちゃんにとっては怒涛の一年,人生の中で最も濃く,忘れられない時間ですね.

(まだ終わっていない.)

 

ディノは撃たれました.フォックスはのっけからうさん臭かったので,予想はできてましたが,あっさり撃ちましたね.ディノが死んだら,アッシュにとっては自分を狙う魔の手の一つがなくなるわけですから,よかったように思えますが,この状況では非常にまずいですよね.大きな人質だと踏んで捕らえたのに,あっさり切り捨てられてしまった.もう,ブランカあたりがバーンとフォックスをやっちゃうしかないっすよ.それで,アッシュと英二とシンとブランカとマックスと誰と彼と・・・,皆でハッピーエンド~.ハッピーエンドはなさそうですね.

 

はぁー,どないなるんや!

そういえば,次回最終話ですか?!納得できる自信ないぜ.

原作も読みたいですな.